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2024.7.1
健康ニュースNo.6「体内時計」
毎朝、決まった時刻に自然と目が覚めるという習慣、これは人の体が時計のようなリズムを刻んでいるからです。このリズムを体内時計といい、体内時計をもとに体は1日の活動に合わせて体温、血圧、ホルモン分泌、エネルギー消費などの機能をコントロールしています。体内時計は24時間より少し長く(標準的な人で24時間15分程度)、うまく機能させるには、社会的な1日の単位である24時間に合わせる必要があります。体内時計は、脳の中で目から伸びる視神経が交叉する視交叉上核という場所にあり、朝起きて浴びる強い光を目の網膜が感知すると時計が早まり、リセットされます。そのため毎朝、太陽の光を浴びながら15~30分散歩すると効果的と言われています。逆に、夜にスマホやパソコン、蛍光灯などの明るい光を浴びると今は昼間だと脳は判断して、体内時計がずれてしまい、睡眠を促すメラトニンというホルモンの分泌が抑制されて眠れなくなります。すると朝の起床が遅くなり、体内時計がさらに後ろへずれてしまう悪循環が生じると考えられています。体内時計のリズムが狂うと日中のだるさなどさまざまな不調を引き起こし、睡眠障害、うつ病、肥満、糖尿病、ホルモン分泌の乱れ、がん発症のリスクが高まる可能性もあります。体内時計は、脳だけではなく肝臓、肺、腎臓などにもそれぞれあり、それらは光ではなく、朝起きて朝食を食べること、特に糖質やタンパク質を摂るという刺激でリズムがリセットされ動き始めるしくみになっています。すべての体内時計がきちんと揃うように、毎日決まった時刻に起床し、朝食を摂り、夜には強い光を避けて就寝するという規則正しい生活をして、体の健康を保ちましょう。
2024.3.2
健康ニュースNo.5「花粉症」
2019年の日本耳鼻科咽喉科学会の全国調査によると、日本人の42.5%が花粉症であるという結果が出ています。花粉症が日本で初めて報告されたのは1960年代前半であり、約60年の間に一気に患者数が増えたことになります。これほど多くの人が花粉症になった原因の一つに、林業の衰退が挙げられます。太平洋戦争によって戦火に見舞われた日本では、建築資材などに使用するため、比較的成長の早いスギの植林が広く行われていました。ところが、時代の流れにより、価格の安い木材が海外から輸入されるようになり、建築資材も鉄筋コンクリートに変化するなど日本国内の木材需要が激減し、林業従業者も減ったことで、次第にスギ林の手入れが行き届かなくなりました。そのため、伐採されないスギが成長、繁殖して花粉の飛散量が増加し、花粉症患者が短期間に増加したと考えられています。花粉症の三大症状は、くしゃみ、鼻水、鼻づまりです。これらはアレルギー反応によるものです。花粉が繰り返し体内に侵入すると、花粉は異物として、アレルギーを引き起こす原因(アレルゲン)となり、それを排除するために、IgE抗体が体内で作られて花粉と結合します。IgE抗体が十分な量に達すると、花粉が体内に入ってきた時点で、くしゃみや鼻水で花粉を体外に排出し、鼻づまりによって、花粉を多内に侵入させないようにするというわけです。花粉症になると、その症状を抑える目的で抗ヒスタミン薬が広く使用されますが、眠気の副作用があるため、服用後は車の運転等は控えるようにしましょう。また、外出時には花粉をできる限り吸い込まず、体に付着させないようにマスクやメガネの着用、ナイロンやポリエステルなどの服を着るようにしましょう。
2024.1.4
新年あけましておめでとうございます
4日より全店通常通り営業します。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2023.12.29
年末年始の営業について
アポリード全店舗は、29日を持ちまして年内の営業をすべて終了致しました。1年間のご愛顧誠にありがとうございました。年明けは全店1月4日より通常営業いたします。皆様よいお年をお迎えください。
2023.12.1
薬寿マリン薬局 LINEお友達登録キャンペーン実施中!!
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